背骨は頚椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙骨、尾骨で構成されています。
これだけの数の骨で構成されているにもかかわらずキチンと使えている人がほとんどいません。
世の中が便利になって歩かなくなる
→ 背骨を動かさず腕手脚足の動きに頼る身体
背骨を動かしで腕手脚足の動きに頼らない身体動作
→ 身体の機能的な美しさを身につける
ジャイロトニックで背骨のアライメント(連動性)を整えると、「歩くこと」をはじめ、全ての人間の動作全般(ダンス、格闘技、スポーツ等)の立ち居振舞いが美しくなります。
例えば、私の趣味であるタンゴダンスについてお話しします。
球技や格闘技は、得意だったのですが、30歳を過ぎて始めたタンゴダンスでは、踊れるようになるまでかなり苦労しました。
この経験からわかったことは、人間は若い時に習得した動きに縛られて、新しい動きを身につけることに苦労を強いられるということです。
私で言えば、学生時代のバスケットボール、ラグビー、ブラジリアン柔術、社会人になってからのPCに向かい合う椅子に座った姿勢が得意な身体になっていました。
本来、新しいことを習得しようとした場合は、一度、自分の身体をニュートラルにする必要があるのですが、そのことを理解できていませんでした。
そんな時に、ジャイロトニックに出会い、身体をニュートラルにするすることの大切を学びました。
具体的には、ジャイロトニックを実践することにより、自分の背骨の動きの癖を理解し、新しい動きを覚えさせることができるようになりました。
この手段として、専用マシンを使ったジャイロトニックは非常に有効です。
私は、ジャイロトニックを始めて、1年程度で8キロ痩せました。
その時は、週3回ほど昼休みに新宿御苑の外周3キロほど散歩もしていました。
私の個人の見解ですが、ジャイロトニックで基礎代謝があがっていた時に、適度な有酸素運動の組み合わせが私の体質に合ったと理解しています。
よくクライアントの方に、「ジャイロトニックをやると痩せますか?」と質問をされます。
私は必ず、「ジャイロトニックにプラスして、最寄りの駅から一駅前で降りて、歩いてくれれば痩せます」とお答えします。
なので、必ず痩せるわけではありませんが、代謝が良くなることは確実です。