本を出版したい

既存の「#KuToo運動」の方向性には疑問を感じますが、パンブスを義務付ける社則には反対なので、私なりに主張するために本を出版して世間に訴えてみます

まだ、企画書の段階ですが挑戦します

1)タイトル

なぜ経営者は女子従業員にパンプスを履かせてはいけないのか?

タイトルには「グランドルール」が必要。(新奇性、共感性)

「現世ご利益」はあるか。0.3秒でわかること。視覚効果。

2)サブタイトル

パンプスを履き続けることによる健康被害がいかにあなたのビジネスに損害を与えているかを考察します

タイトルを補足説明する。本を読むメリットを伝える。

読者の悩みを解決しているか。3秒でわかること。心理効果。

3)キャッチコピー

#KuToo運動を違った角度で提唱する異色のビジネス本のような健康本

帯。本を目立たせる。いかにおもしろいか、いかにすごいかを強調。

30秒でわかること。イメージ効果。

4)本書の内容

 

  • 経営者に、企業が義務付けているパンプスがいかに女性従業員の足の骨格に悪影響をわかりやすく説明します
  • 権利意識でうったえるのではなく、身体的な悪影響について説明します

作者の体験から書かれているか。最後まで書けるか。

内容はおもしろいか。テーマはひとつか。

5)作家名

岡澤 晃良

本名かペンネームか。ペンネームの場合は必然性があるか。

6)作家プロフィール

運用会社3社を勤務し、投資先の企業調査の一環で300名以上の経営者とインタビューし、経営者の思考を把握する著者が、2019年に国内でブレイクした「#KuToo運動」を考察した結果、厚生労働省ではなく経営者に直接、パンプスの弊害のを伝える

「ヒーローズマーケティング」に沿っているか。

著者の人生は読者に愛される「N字グラフ」になっているか。

7)監修者

ほとんどの本は監修者はつかない。

健康書、ダイエット書、医学者などは監修者が必要なケースもあり。

8)監修者プロフィール

作家プロフィールと同じ。

9)企画意図

本のテーマは、パンプスを廃止して、女性のエンパワーメントを刺激することです

エンパワーメント(Empowerment)とは、多くの場合「力づける」という意味で使われることが大き言葉ですが、本来は「権限を与える」や「地位を向上させる」といった意味があります

エンパワーメントの視点には、「人はもともと能力を持っているが社会的な条件などにより制約されているため、社会的な条件を整えることで、本来持っている力を発揮できるようにしよう」という考え方が根底にあります

ここで大切なのは、「人はもともと能力を持っている」という点です

 

つまり、パンプスを履くことをやめることで、女性誰もが能力を発揮できる可能性があるといえます

作者が本を書きたい理由。読者にどうなってほしいのか。

なぜこの本は売れるのか。

10)企画の背景

「2019ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされた「#KuToo」という言葉は、職場でヒールやパンプスの着用を強制することやパンプス着用が「マナーや常識」だとみなされる風潮に異を唱える社会運動として

そもそも「#KuToo」とは、女性のみにハイヒールやパンプスを強いる企業の服装規定に抗議する活動のこと

ハッシュタグ#MeTooに、「靴」と「苦痛」をひっかけた新語となっている

時代性の説明。

なぜこの本を去年でもなく、来年でもなく、今年出さなくてはならないのか。

11)読者ターゲット

経営者、採用担当者、足の骨格に興味がある人

だれに読んでほしいのか。メインターゲットとサブターゲットがある。

浅掘り(広くたくさんの読者)が深掘り(狭く限られた読者)か。

12)類書

同じタイトルの本が出ている可能性がある。

一番売れている類書を3冊くらい列挙する

13)類書との差別化

他の本と何が違うか。例としては、テーマの違い、読者対象の違い。

作者の実績・経験・専門性・ネットワークの優位性など。

14)体裁など

本のサイズやページ数、定価のこと。

一般的な単行本は、四六判。約200ページ。

ソフトカバー。一色。右開き。縦書き。定価1300円前後。

15)原稿完成の予定

企画採用後3ヵ月が目安。1年以上かかると出版が不利になることも。

16)企画者の要望

イラストやマンガ、図表の指定、監修者が必要な場合は明記する。

17)有利な条件

この本を売るために作者はどんな努力をするかを列記する。

有名人から推薦文をもらう。セミナー、出版パーティーを開くなど。

吉田浩『本を出したい人の教科書』講談社(2014年)P150より抜粋